2010.6.5 log

ひときわ異彩を放ちながら独自の絵画世界を追求してきた画家・大塚聰の個展が経堂の「アンティークスタジオみのる」にて6/5 - 6/13の約一週間開催されます。会田誠のキュレーションによる『こたつ派』や『西荻ビエンナーレ』、オル太主催の『ヒーロー展』など、グループ展でのみ作品の発表を行ってきた大塚にとって、今回が初めての個展となります。

この大塚の初個展を記念して、大塚聰×会田誠の絵バカ対談を行います。メディアの言葉が語ることのできなかった大塚の作品をめぐって、ふたりの絵バカが語る言葉にご期待ください。

画家。シュールレアリスムの影響から独学で創作を始め、鉛筆画やインク画による初期の作品群から、次第に立体感・実在感を求めてアクリル画による作品群へ向かう。存在しない存在や存在の不確かな存在の具象画を描く傍ら、Louis Vittonのモノグラムを一点一点手描きした土方服で原宿を歩くといったパフォーマンスも行う。

画家としての活動のほか、料理発明家、マイナークラシック音楽評論家、言語研究者、未邦訳海外アニメの国内への紹介者などの活動も活発。